本物の健康住宅とは?-「無添加住宅」に住んでみて

時代の一歩先
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はじめに

誤解のないようにまずお伝えします。
私は、健康住宅と呼ばれている住宅のなかでどれが一番いいかを訴えたいのではありません。

自分が「無添加住宅」に住んでいるので、無添加住宅にしようかそれとも……と検討している人たちの参考になるように、自分が無添加住宅に住んでいるその実体験を紹介したいだけです。

健康住宅とは?

健康住宅とはどんな住宅か、手短にざっくり言うと「健康に害をなすかもしれない化学物質を含んだ建材を避けた住宅」と言われているようです。

ちなみに、一般社団法人 健康・省エネ住宅を推進する国民会議によると、健康に対して害やリスクとなる要因は、以下のようなものだそうです。
〇 化学物質を使った建材や家具などによる空気汚染
〇 室内が寒いことによる血圧上昇や風邪などの疾患と、室内が暑いことによる熱中症など
〇 住居内の温度差が大きいことによる血圧変動
〇 結露によるカビやダニの発生に起因するアレルギーなど
〇 湿度異常による疾患など
〇 建材の色や匂い、材質などから受けるストレス

私が住んでいる無添加住宅

内壁と天井は漆喰塗です。床は無垢の木です。ちなみに、窓は「アルミ樹脂複合+Low-E複合ガラス」です。

私の実感

私の職場は転勤が多かったので、十回以上引っ越しを経験し、その数だけ賃貸住宅暮らしを経験しましたが、無添加住宅のマイホームに住んでみて感心したことは、例えば、

〇 夏の真夏日や猛暑日に外出から帰宅したとき、留守中冷房器具を一切使っていないにもかかわらず、家の中が暑さでムッとすることがゼロです。
〇 真冬に朝起きて(我が家では就寝中は、湯たんぽを使うのみで、部屋を暖める暖房器具は使っていません。)、家の中を素足で歩いても、無垢材の床は全くヒヤッとしません。
〇 私の住む地域は、一日の最低気温の月間の平均値が1月0.7℃、2月0.6℃という気候なのですが、冬の間、早朝の気温を一日も欠かさずにチェックしているわけではありませんが、午前6時の外気温が連日0~1℃程度のときでも、木造総二階建ての1階の、天窓(トップライト)までの吹き抜け構造になっているリビングの室度が13℃を下回ったことはまだありません。

無添加住宅のオリジナル漆喰はヒト・コロナウイルスを不活化する

私が住宅会社と建築工事請負契約を結んだのは、コロナ禍の始まる以前だったのですが、コロナ禍が始まってから、バイオメディカルサイエンス研究会が新型コロナウイルスと遺伝子情報が90%合致しているヒト・コロナウイルスで試験したところ、ウイルスがオリジナル漆喰に付着して5分後には不活化(完全に死滅)することが明らかになったそうです。

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