「世界マメの日」とは
「豆(小豆、いんげん豆、えんどう豆、そら豆、ひよこ豆、レンズ豆など)は世界中で広く栽培されており、栄養豊富な食料として私たちの健康づくりに役立つだけではなく、持続可能な食料生産システムの構築や飢餓の撲滅に貢献する重要な作物です。
このような豆の重要性に関する認識を世界中で高めていくことをねらいとして、2018年12月に国連総会で、2月10日を「世界マメの日(World Pulse Day)」とすることが決議されました。」(公益財団法人 日本豆類協会ホームページより)
「マメ類(pulses)は、経済的に入手で栄養ある食べ物として、あらゆるレベルでの食料安全保障に貢献します。
肥料の最適化と土壌の健全性を向上させることができます。
農業生物多様性と気候変動に対するレジリエンスを高めます。
生態系の回復と生態系サービスの向上を助けます。
特に持続可能な開発目標(SDGs)の2、3、12、13に貢献します。」(国際連合食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所の説明による)
豆の凄いところ
国際連合食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所の説明を基にして、私なりにまとめ直せば、豆は、他のたんぱく質源と比べると、生産に必要な水の総量が少なくて済むそうです。具体的に言うと、ダール(エンドウマメやレンズマメを割ったもの)の生産には1キロ当たり50リットルの水が必要であるのに比べ、鶏肉1キロ当たりの生産には4325リットル、羊の肉1キロ当たりは5520リットル、牛肉1キロ当たりは13000リットルがそれぞれ必要なのだそうです。乾燥地域や干ばつが発生しやすい地域では、他の農作物よりも栽培が有利ということですね。
私も家庭菜園で豆の栽培中
私が「世界マメの日」を知ったのはつい先日のことですが、昨年の晩秋にエンドウ豆の苗を買って植えて、今育てているところです。エンドウ豆には、鞘を食べるサヤエンドウ、実を食べる実エンドウ(グリーンピース)、鞘も実も両方食べられるスナップエンドウの3タイプがあるのですが、私が今栽培しているのは、品種は「久留米豊」といって大粒の甘いグリーンピースタイプです。
家庭菜園を始めてまだやっと3年目の私は、豆類にはこれが初挑戦です。
