カモミールとは
カモミールの代表的な品種は、一年草のジャーマンカモミールと多年草のローマンカモミールで、春から初夏にかけてマーガレットに似た可愛い花を咲かせ、リンゴのような香りがします。
カモミールの花言葉は「逆境に耐える」「逆境で生まれる力」です。カモミールは、周囲の野菜を元気にして成長を促してくれる、特にタマネギの病害虫予防、風味と収穫量の増加が期待できるコンパニオンプランツだそうです。
ジャーマンカモミール
ジャーマンカモミールは、一年草のハーブで、薬草茶として利用されています。耐寒性があるので戸外で冬越しが可能ですが、夏前に寿命を終える一年草です。環境が合えばこぼれ種で毎年芽生えるほど丈夫な性質です。開花期は3月~6月で、花を収穫して主にハーブティーとして利用されています。紅茶と違ってノンカフェインです。
私は、昨秋からタマネギのコンパニオンプランツとして栽培を始めていますが、春になって花が咲いたら、ハーブティーも試してみようと考えています。


ダイヤーズカモミール
ダイヤーズカモミールは、耐寒性常緑多年草です。開花期は5月~7月で、細い茎を長く伸ばして頂部に鮮やかな黄色の花を咲かせます。ハーブとして利用されることはありませんが、「Dyer’s chamomile(染物屋のカモミール)」という意味合い通り、花から黄色の染料が採取できます。
私はまだ染料として利用したことはなく、花を鑑賞しているだけです。私の経験では、繁殖力が旺盛なので、毎年秋に鉢の植替え等をしています。
