2月19日の誕生花「金魚草」

園芸 家庭菜園
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「金魚草(キンギョソウ)」は、地中海沿岸を原産地とした多年草の一つです。耐寒性、耐暑性に優れているのですが、地中海性気候が夏季乾燥なのに対して、日本の夏は高温多湿(梅雨もある)なので、金魚草は、日本の夏の多湿、長雨には弱く(夏越しが困難)、日本では一年草として扱われています(注)。

和名の「金魚草」という名前は、花の姿が金魚の口や泳ぐ姿に似ていることが由来ですが、英名は「Snapdragon(スナップドラゴン)」で、大きな口をあけたドラゴンという意味合いです。

自然の開花期は4月〜6月ですが、人工的な環境で育てられて花が咲き始めそうな状態の金魚草を、私は初冬に園芸ショップで購入することができました。植え付けた鉢を屋外に置いていますので、さすがに冬は花付きが少なめですが、それでも、我が家の金魚草は、2023年1月下旬の大寒波(丸24時間以上すっぽり冠雪していました)にも負けずに、元気に花をつけ続けています。

(注)ただし、元来は多年草なので、園芸の気候区分の「中間地」や「暖地」なら、梅雨入り前に切り戻しをして、梅雨そして夏が終わるまでの間、雨が当たらず、かつ、湿気が少ない環境に鉢を移動させて管理すれば、夏越しができる可能性はある、と考えています。

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