3月9日の誕生花「アセビ」

園芸 家庭菜園

毒性を持つが、庭木や公園樹として植栽されている植物

アセビ(馬酔木)は、概ね2月下旬から4月までくらいの間に開花する耐寒性常緑低木です。漢字名の「馬酔木」のとおり「馬が酔うが如くにふらつく木」という意味です。アセビの毒性はとても強く、毒のある部位は葉、枝、茎、花、根と全てで、大型の動物でもアセビの毒にあたると体調不良を引き起こします。人間も、間違えて食べてしまうとひどい下痢や腹痛などを引き起こすこともあるそうですが、人間での死亡例はほぼない(致命的になることは少ない)ようです。

ニホンジカが忌避する植物で、近畿地方では、奈良の春日大社、奈良公園はアセビの名所でもあります。

狭い敷地で木を育てるなら、アセビは有力候補の一つ

アセビは、排気ガスや汚染に強く、また、日陰でもちゃんと育つという特徴があります。我が家では、敷地内の日当たりの悪い場所に鉢を置いて育てています。確かに日陰でもちゃんと育っています。

我が家は敷地が狭いので、アセビの成長が穏やかであることが、私がアセビを選んだ大きな決め手です。

我が家のアセビの品種は「クリスマスチアー」という品種で、花弁の縁がピンクに染まる白い花を房状に咲かせます。画像の一枚目は2023年3月9日現在のものですが、2枚目は2022年の3月下旬の姿です。

2023.3.9
2022年3月下旬
タイトルとURLをコピーしました