ワスレナグサは、本来は多年草ですが、日本の高温多湿の夏の気候に弱くて夏越しできずに枯死してしまうので、日本では一年草として扱われています。
開花期は春で、花色はパステルブルーが最もポピュラーですが、ピンク、白、紫などもあります。
繁殖力が強く、零れ種でも増えます。
ワスレナグサは次から次へと花が咲くので、私は、終わった花は根元付近から花茎ごと早めに切る取るようにしています(注)。また、風通しが悪くなると害虫がついたり病気になりやすくなるので、風通しをよくするために痛んだ葉もこまめに切り取るようにしています。
我が家で育てている品種は「ドワーフブルー」といって、草丈15cm~30cmほどの矮性品種で、花つきがよく小輪の花が穂状にたっぷり咲くのが特徴です。
(注)勿忘草に限ったことではありませんが、一般的に、草花の咲き終わった花をそのままにしておくと、種をつけようとして株が消耗して、花数が少なくなってしまうので、花がらをまめに摘み取ることで、次世代を残そうとして次から次に花がつき、長く咲き続けてくれます。

