4月11日の誕生花「ヒヤシンス」

ヒヤシンスとは

ヒヤシンスは秋植え・春咲きの球根植物で、一本の茎の上に縦に小花を豪華に多く咲かせるダッチ系のヒヤシンスと、一つの球根から出る複数の茎の上に横に花を咲かせるローマン系のヒヤシンスに大別されます。

花後の管理

ヒヤシンスの花が終わったら、花がらと黄色く変色した葉を取り除きます。
そして、梅雨入り前には球根を掘り起こして、日陰などの風通しのいい場所で乾燥させつつ、秋になって再び植え付けるまで保管します。

水耕栽培でも育てやすい

球根の根の生えてくる部分だけ水につかるようにします。
芽吹くまで2週間~1ヶ月程度かかるのですが、芽吹くまでは、水耕栽培用の器を冷暗所(注)に置きます。この間、1週間ごとに新しい水に入れ替えます。

芽吹いたら、屋内の明るいけれども暖房が効いていなくて寒い場所に移動させます。日中雨が降っていな蹴れが屋外に出してもいいです。
水が減ったら足し、また、水が濁ってきたら新しく入れ替えます。
根が育つにつれ、器の水位を下げて、球根と器の水の間に空気のスペースを確保するようにします。

(注)秋から冬の寒くて暗い土の中にいるのと錯覚させるためです。

水耕栽培で花が咲き終わったら

次のシーズンも再度ヒヤシンスを育てたいけれども、球根を買い直したくないなら、花が終わったらすぐに花茎のみ切り取って、土に植え替えて、固形肥料を施しておくと、光合成をして、梅雨入り前に葉が黄色くなって枯れるまで球根に栄養を蓄えていきます。
元の大きさほど大きくならなくても、それ相応の大きさになれば、次のシーズンに花を咲かせてくれることが期待できます。

末尾の画像は、私が2021年秋に買ったローマン系ヒヤシンスの球根を水耕栽培にして、2022年春に花が咲いた後、鉢に植え替えて球根を育て、梅雨入り前に掘り上げて保管し、2022年の秋は初めから鉢植えにして育てたものです。
2023年の今、ちゃんと花を咲かせてくれました。

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