初心者でも楽しめる!ゴーヤー栽培で緑のカーテンを作ろう:5月8日は「ゴーヤーの日」

園芸 家庭菜園

「ゴーヤーの日」とは

沖縄県の代表野菜のゴーヤー。その生産量そして出荷が沖縄県では5月から増えることと「ゴー(5)ヤー(8)」と読む語呂合わせにちなんで、沖縄県が制定した記念日です。

「ゴーヤー」は沖縄の言葉での名前であって、一般的には「苦瓜(ニガウリ)」(注1)と呼ばれていますが、最近では沖縄県以外でもゴーヤーと呼ばれていることが多いように感じます。

(注1)実は、植物としての正式名称は「蔓茘枝(ツルレイシ)」だそうです。

栽培が簡単!家庭菜園初心者にもおすすめのゴーヤー

ゴーヤーは、栽培難易度が高くないので、家庭菜園初心者の方でも気軽に挑戦できます。種まき(注2)から収穫まで約3ヶ月ほどで、夏場には美味しいゴーヤーが収穫できます。日当たりが良く、水はけの良い土を選び、適度に水やりをするだけで、順調に成長してくれます。

(注2)この記事の投稿日(5月8日)以降では、種を蒔いて育てていくには時期が遅めなので、苗を買って育てることをおすすめします。

緑のカーテンで涼しさとプライバシーを

ゴーヤーは、つる性植物であるため、ネットや支柱に絡ませて育てることができます。これを利用して、ベランダや窓辺に緑のカーテン(注3)を作ることができます。緑のカーテンは、夏場の日差しを遮り、涼しい空間を作るだけでなく、プライバシーの保護にも役立ちます。

(注3)窓や壁面に張ったネットにつる性の植物を這わせて、カーテンのように覆ったもののこと。夏の日差しをやわらげる効果があり、緑のカーテンで覆われた建物の壁は熱が蓄積されにくく、自然の力を活かした省エネ対策となる。日本では昔から夏には葦簀(よしず)や簾(すだれ)を設置して暑さを和らげる工夫がされてきたが、緑のカーテンはその現代版と言える。

楽しみ方は無限大!ゴーヤー料理で夏を満喫

ゴーヤーには苦味があり、ミネラルやビタミンが豊富で低カロリーな食材です。加熱しても壊れにくいビタミンCがたっぷり含まれているのも特徴です。

ゴーヤーを収穫したら、沖縄料理の定番であるゴーヤーチャンプルーや、ゴーヤーの炒め物、天ぷらなど、様々な料理が楽しめます。苦味が苦手な方でも、下ごしらえである程度の苦味を取り除くことができます。

さらに、ゴーヤーは葉や花も食用になるため、無駄なく楽しめます。葉は、若いものを選び、さっと茹でたり、炒め物にしたりして食べることができます。また、私はまだ試したことがありませんが、ゴーヤーの花は天ぷらにして食べると美味しいそうです。

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