「旅の日」の由来
「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり」という冒頭の一文で有名な『奥の細道』。
江戸時代に松尾芭蕉が『奥の細道』の旅に出た日が、当時の暦では元禄2年3月27日、現在の暦に直せばが5月16日なので、これに因んで制定されたそうです。
私は、旅は、必ずしも遠くへ行かなくても、近場にも素晴らしい冒険や新たな感動が待っているように思います。
徒歩でのミニ旅
自宅から歩いて行ける近所の公園や並木道、神社仏閣、史跡などを訪れることで、普段は気づかなかった小さな花や鳥のさえずりに耳を傾けたり歴史を偲びながら、リラックスするひとときを過ごすことができます。
散歩の途中に見つけたカフェや小さなショップに立ち寄れば、何か新しい発見を楽しむことができるかもしれません。
身近な場所でも、自分の足で探索することで新たな魅力を発見できることがある---これが徒歩での近場のミニ旅の醍醐味というものではないでしょうか。
自転車を使ったミニ旅
自転車なら、徒歩よりもはるかに広範囲をカバーできる上に、真夏や真冬を除き、天気の良い日なら風を感じながらの移動はとても気持ちが良いですよね。
地図やスマートフォンのアプリを頼りに、未知の道やサイクリングルートを探索してみるのも面白いですよ。
自分のペースで進むことができるため、思いがけない景色や面白いお店に出会うこともあります。
自転車なら、時間的余裕が許す限り、かなり遠くに行くことも可能です。
近隣の自治体まで遠出して、その地域の文化や風景を体験してみるのもいいですよね。
途中で立ち寄る道の駅や地元の観光スポットで、その地域の特産品や名物料理を試すのも楽しみの一つです。
なお、通勤定期・通学定期を持っている方なら、休みの日に、駅前にレンタサイクルショップがある途中の駅で降りて、その地域をレンタサイクルで冒険してみるのもいいですね!
