コオロギ食品の信頼性強化:企業自身の手で行う長期摂取実験の提言

確かな安全性ならば、コオロギ食品は堂々と表示すべき

コオロギを原材料とした食品や、コオロギ粉など何らかの形でコオロギを添加した食品は、法律上の表示義務の有無にかかわらず、明確かつ堂々と表示すべきです。それが、コオロギ食品や他の昆虫食品に対する選択の自由を尊重する絶対条件だと私は考えています。
世界各地には伝統的な「珍味」が存在するため、食べたい人は自己責任で食べるべきです。

ただし、学校給食のような選択の自由が限定されてしまう状況での提供については、問題があります。

コオロギ食品企業の自信を示す具体的な手法

私が提言したいのは、企業自身による長期的な摂取試験です。
企業の代表者や一部のスタッフが、長期間、自社製品であるコオロギ食品を日常的に摂取し、その健康状態を定期的に公開することによって、長期的な安全性を検証すべきです。

この取り組みを通じて、企業はコオロギ食品の安全性を自信をもって主張できるはずです。そして、それが消費者や社会全体への信頼の証となり、最終的にはその信頼が企業へと還元されるでしょう。

コオロギ食品の開発・商品化・販売を進める企業は、自社製品への信念と責任感をもって、コオロギ食品の安全性の確立と普及に努めるべきです。

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