7月28日は「地名の日」:日本の奥深い地名の謎と魅力に迫る

「地名の日」とは、2008年に日本地名愛好会によって制定された記念日です。その由来は、1992年に亡くなったアイヌ語地名研究家・山田秀三の命日であり、1921年に生まれた地名研究家・谷川健一の誕生日ということから付けられたものです。

日本には多くの地名が存在しますが、中には読み方が難解なものもあります。私の生まれ故郷、京都府京都市下京区にもいくつか挙げられます。例えば、「不明門通(あけずどおり)」、「艮町(うしとらちょう)」、「聖真子町(しょうしんじちょう)」、「卓屋町(しょくやちょう)」、「木賊山町(とくさやまちょう)」など、それらの地名は独特の響きを持ち、想像力をかき立てます。

京都市下京区には、面白い地名もあります。例えば、「天使突抜(てんしつきぬけ)」という名前は、どんな場所なのか気になりますね。この名前に込められている歴史や伝承が気になる方は、検索して調べてみてください。

一方、以前私が仕事の関係で通算20年余り住んでいた東京特別区内にも興味深い地名があちらこちらにあります。私が初めて住んだ頃に戸惑った地名は、「不入斗(いりやまず)」、「九品仏(くほんぶつ)」、「石神井(しゃくじい)」、「等々力(とどろき)」、「日暮里(にっぽり)」、「碑文谷(ひもんや)」、「狸穴町(まみあなちょう)」、「三宿(みしゅく)」、「谷河内(やごうち)」などで、どれもユニークで記憶に残る名前です。

地名には、その土地の歴史や自然、伝承が反映されていることがあります。これらの名前には、地域の特色や人々の暮らしを垣間見ることができるかもしれません。

「地名の日」を迎えるにあたり、日本の地名の奥深さや不思議さに触れてみましょう。地名はただの名前ではなく、その背後には物語や文化が息づいています。大切な日に、地名に込められた魅力を感じてみるのも素敵なアイデアかもしれません。

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