あなたも「自分で育てた新鮮な野菜を食べたい」と考えたことはありませんか?土の庭がない場合や、陽当たりが不十分でも大丈夫です。今回は、私が3年間実践してきた家庭菜園の魅力とその手法をご紹介します。この記事の投稿日は9月2日で、まだ晩夏ですが、これから始める秋野菜にも挑戦できます!
誰でも始められる簡単な家庭菜園
私は家庭菜園を始めて今年で3年目です。庭がない環境でも、大きめの鉢やプランターを活用すれば狭いスペースでも十分です。最初はミニトマトと胡瓜から始め、現在では様々な種類の野菜に挑戦しています。
今年の夏野菜の収穫記録:果菜類5種類で、経験年数の浅い私としては大成功!
今年は夏野菜の果菜類を5種類栽培しています。特にミニトマトは、一度に多く食べたいため、5株育てました。
ゴーヤー: 24個
茄 子: 31個
ピーマン: 5個
胡 瓜: 29本(2株合計)
ミ ニ ト マ ト:375個(5株合計)


8月の厳しい気候と野菜たち
今年の8月は例年よりも厳しい暑さでしたが、その影響で8月は胡瓜と茄子の収穫数がごくわずかでした。胡瓜の株は8月末に処分しましたが、茄子は8月の最後の週末から再び花が咲き始め、これからの収穫に期待が高まっています。
葉菜類も簡単に収穫可能
私は葉菜類も3種類育てています。エンサイ、蔓紫(つるむらさき)、モロヘイヤはそれぞれ独特の収穫方法があります※が、これらの野菜は秋になっても継続的に収穫できます。
※補足
エンサイは、草丈が20cm以上になったら、株元から3~5節のところまで残してその先を収穫しています。そうすることで、脇芽の生育が促され、継続的に収穫することが可能になります。
蔓紫は、草丈が25cm以上になったら、下葉を5~6枚残して主枝を摘心して収穫するようにしています。そうすることで脇芽が育って長い期間収穫することができます。
葉だけでなく茎も食べることができます。
モロヘイヤは、草丈が40cm以上になったら芽先の柔らかな葉をこまめに摘み取るようにしています。摘み取っも脇芽が伸びてきてまた収穫できます。



家庭菜園の二大メリット:新鮮さと安心感
家庭菜園の最大の魅力は、無農薬で安全な野菜が手に入ること。さらに、収穫直後の新鮮な味も堪能できます。
病害虫対策も自然な方法で
接ぎ木苗※やコンパニオンプランツ、木酢液(もくさくえき)など、自然な手段で病害虫対策が可能です。
※補足
接ぎ木苗とは、2つ以上の植物を人の手で接合して作る苗木のことです。接ぎ木苗には「台木」と呼ばれる根がついている部分と、花や実をつける「穂木」と呼ばれる部分があります。
接ぎ木苗は価格が高い場合もありますが、以下のような多くのメリットがあります。
病気や害虫に強い:接ぎ木によって、抵抗力の高い台木の性質が穂木にも受け継がれる可能性があります。これにより、病害虫に対して強い苗木が作れる場合があります。
連作障害に強い:接ぎ木苗では、連作障害に強い植物を台木として使用することが多いため、家庭菜園においても非常に適しています。
環境への適応力が高い:例えば、土が低温だと根を張りにくい植物に対して、低温にも強くしっかりと根を張る台木を選ぶことで、環境に左右されにくい苗木を作ることができます。
以上のように、接ぎ木苗は家庭菜園において非常に有用な選択肢と言えるでしょう。
今こそ家庭菜園を始めよう!
8月31日は「野菜の日」でしたが、これから始める秋野菜の栽培もとても楽しいです。無農薬で安全、しかも新鮮な野菜を楽しむ家庭菜園、あなたもぜひ始めてみてはいかがでしょうか?
この記事があなたの家庭菜園への第一歩となれば幸いです。自分で育てる野菜には、買う野菜とは比べ物にならない達成感と喜びがあります。何より、「自分でもできそう、やってみよう」という気持ちからすべてが始まるのです。