日本の気候では一年草扱いの日々草
開花期が長くて(5月~11月ごろ)晩春から晩秋まで花を楽しめる日々草。
本来は多年草ですが、耐寒性が弱くて日本の冬の気候には耐えられないため、日本では一年草として扱われています。霜が降りれば一発で枯れてしまう、とされています。
私の住まいの気候区分は、中間地です。
令和2年初夏から園芸を始めた私の経験でも、初冬には(どんなに遅くても12月中には)枯れてしまいました。

なぜか真冬になってもまだ枯れない今冬シーズンの日々草
教科書的に言えば、日々草を冬越しさせたいなら、10度以上を保つことができるよう室内管理が鉄則だとされています。
私は、昨年11月下旬に、植物の冬越し対策として鉢植えの植物の株元を腐葉土でマルチングをした際、何気なく、ついでに、日々草にも腐葉土によるマルチングをしました。
でも、日々草の冬越し挑戦をはっきり意識したわけではないので、鉢は屋外に出したままです。
以来、この記事を作成・投稿した1月28日までの間、私の住まいでも、一日の最低気温が0℃や-1℃の日が何日かありましたし、夜間に降雪して日々草にも冠雪し、完全に解けて消えたのは翌日のお昼前だったということも2度ありました。
にもかかわらず、我が家の鉢植えの日々草は3株とも、1月28日現在、未だに枯れないでいます。
とりわけ、三株のうちの一つで、陽当たりの良い南側に置いているハンディプランターに植えている日々草は、混植しているカレンデュラがよく育って日々草の風除けになってもいるので、他の二株は2月を無事に越せなくても、この一株だけは冬越しできる可能性が高いのではなかろうか?と期待しています。

