「春土用」とは
「春(の)土用」とは、二十四節気の一つである「立夏」の前の約18日間の期間を指します。今年(2023年)の春土用は、4月17日から5月5日までの19日間です。春土用は、春の訪れを感じる時期であり、種まきや農作業の準備をする大切な時期でもあります。また、五節句のひとつである「端午の節句」も春土用に含まれます。
春土用に食べるとよいとされているのは………
夏土用の丑の日に鰻を食べる風習があるのは有名ですが、春土用にも「食べるとよい」とされる食べ物があります。それは、「い」が付く食べ物(芋、隠元豆、苺、無花果、伊予柑、稲荷寿司など)や「白い」食べ物(大根、蕪、豆腐、白味噌など)です。
春は、徐々に陽気が暖かくなり、自然界に活力が戻る季節です。このため、身体を清め、活性化させる食べ物を摂取することで健康を保つための知恵があるとされています。また、春土用の期間は一日の寒暖の差がまだある時期で、体調を崩しやすくなるため、体を温める効果がある飲食物を摂取するとよいとされています。
我が家の家庭菜園では………
今春、我が家の家庭菜園では、「い」が付く食べ物ではイチゴ(品種は、カレンベリーと宝交早生の2品種)とジャガイモ(品種はキタアカリ)を、「白い」食べ物では二十日大根(品種は、ころころラディッシュとニューコメットの2品種)を栽培中です。
二十日大根は今日(4月17日)さっそくちょうど20株を収穫して夕食の食材にしました。
春土用の期間中にはイチゴも収穫できる見通しですので、楽しみです。