半日陰の場所で鉢植えで手軽に育てられる植物:4月27日の誕生花「シャガ」

園芸 家庭菜園

シャガ(著莪or射干)とは?

シャガは、その美しい花や形の良い葉っぱが魅力的な常緑の多年草で、種はつけずに根茎で増えます。日本の伝統的な庭園や公園などでよく見かけます。

「半日陰」(注1)~「明るい日陰」(注2)で、やや湿った場所を好みます。耐陰性が強いので「暗い日陰」(注3)でも育ちますが、花付きが悪くなります。

あまり日当たりが良くない場所に自生して美しい花を咲かせることから「私を認めて」という花言葉が付いたそうです。

(注1)一日のうち数時間だけ直射日光が射す場所。
(注2)直射日光は射ささないが、木漏れ日や間接光が射す場所。
(注3)直射日光が射さず、木漏れ日や間接光もほとんど射さない場所。

初心者が自宅で育てやすいシャガ

シャガはとても丈夫で耐陰性が強いので、自宅の日当たりがあまり良くない場所でも鉢植えで手軽に育てることができます。また、夏の暑さや冬の寒さにも比較的強い(注4)ので、初心者でも安心して育てられるでしょう。

(注4)私の住まいの気候区分は「中間地」ですが、屋外での冬越しができています。

シャガを鉢植えで育てる上での注意点

鉢植えで育てる場合、シャガは成長が早いので、根が伸びて増えて「根詰まり」(注5)を起こしてしまいます。このため、年に一度、春先か晩秋に、「株分け」(注6)をするか、「鉢増し」(注7)をするか、「根切り」(注8)をするようにします。

私は「根切り」をしています。茶色く変色した古い根や長い根を切り、また、鉢の形に巻いている根は、巻かない程度の長さになるよう切っています。

(注5)鉢の中で根が一杯になった状態のこと。
(注6)植物の増やし方の一つとして、大きく育った株を切り分けて、別々の場所(鉢等)に植え直すこと。
(注7)一回り大きな鉢へ植え替えること。
(注8)鉢を置くことができる場所の広さ等の関係で、植える鉢の大きさを変えたくない場合、同じ大きさの鉢の中で新しい根が伸びるスペースを確保するために、根全体の四分の一から三分の一程度古い根を切り除くこと。

タイトルとURLをコピーしました