古代から現代まで愛され続けている花「桔梗」
桔梗は、日本の風物詩とも言える秋の七草の一つ。古代の平安時代から現代まで、万葉集に詠まれたり、家紋や切り絵などのアートワークに使用されるほど、日本人にとって特別な花です。
色と形の美、桔梗の魅力
星形の桔梗は主に青紫色で知られていますが、それだけでなく白やピンクの色合い、さらには八重咲きといったバリエーションも。蕾は紙風船のようにふんわりと膨らみ、開花する姿も見逃せません。どの角度から見てもその美しさに心を奪われること間違いなしです。
桔梗を育てるポイント
桔梗は多年草として知られ、一度植えると長く楽しむことができます。根がしっかりと直根性で成長するため、日当たりと水はけの良い場所を選んであげることが育てやすさのコツ。また、切り花や仏花としても非常に人気なので、庭やベランダだけでなく、室内でも桔梗の美しさを感じることができます。
健康の秘密も宿す桔梗
桔梗の魅力はその美しさだけでなく、実は漢方薬としての効能も。桔梗の根には咳止めや解熱の効果があるとされ、昔から私たちの健康をサポートしてくれる存在でもあります。
まとめ
8月28日の誕生花である桔梗は、その美しさや文化的背景、さらには健康面での効能まで、多方面で私たちの生活を豊かにしてくれる花。あなたも是非、自宅で桔梗を育てて、その魅力を日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。
補足
我が家では、鉢植え用等に品種改良された草丈約20cm程度の矮性の品種「センチメンタルブルー」という桔梗を育てています。晩秋までには地上部が枯れてしまいますが、多年草(宿根草)なので、春にはまた芽吹いて毎年花を咲かせています。
