春彼岸と春分の日:新たな始まりと気持ちのリセット

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春彼岸とは?

春彼岸は、仏教の行事の一つで、2024年の春彼岸は3月17日(日)から3月23日(土)までの7日間に渡ります。この期間は、初日が「彼岸入り」、四日目が「中日」、最終日が「彼岸明け」と呼ばれ、ご先祖様への供養と自己の修行を行う大切な時期です。

彼岸(ひがん)と此岸(しがん)の対比

彼岸とは、仏教で示される浄土の世界を指し、一方、此岸は現世を示します。彼岸の期間中には、浄土への道しるべが現れるとされ、心が浄化されると考えられています。

春分の日:新たな始まり

春彼岸の中日に当たる春分の日は、神秘学派では一年の始まりとされています。古代エジプトや古代バビロニアから続く伝統で、冬が春に変わる日として特別な意味を持っています。

“宇宙元旦” とは?

一部のいわゆるスピリチュアルな考え方では、春分の日を一年の始まりの日、新たな可能性や希望に満ちた時として捉えて、「宇宙元旦」と呼んでいます。ただし、厳密には一年の始まりの日は「元日」であって、「元旦」は元日の日の出から正午まで、あるいは元日の朝のことを指す言葉です。正確な呼び方としては「宇宙元日」とするのが適切です。

慣用句「暑さ寒さも彼岸まで」

春彼岸を境として、冬の寒さが次第に薄れていき、過ごしやすくなっていく、と言われています。
日本気象株式会社が3月14日に発表した、北海道から鹿児島までの全国約千か所の桜(ソメイヨシノ)の今春の開花予想によれば、今年は全国的に平年並みか平年より早く、「3月19日に高知で開花がスタートし、3月21日に熊本が続き、それ以降は東日本・西日本の多くの地点で続々と開花し始める」予想となっています。

春彼岸と春分の日は、新たな始まりと気持ちのリセットの機会です。
私も、この時期に、ご先祖様への感謝を捧げつつ、自己の内省を行い、未来に向けて前向きな気持ちを養いたいと思います。

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