「夫婦円満の日」とは?
毎年2月20日は「夫婦円満の日」です。この記念日は、「ふ(2)うふ(2)円(0)満」という語呂合わせから生まれました。結婚生活は長く続く中で、さまざまな局面を迎えます。良好な関係を維持するためには、お互いの理解と努力が不可欠です。
私自身、現在進行形で夫婦円満に日々努めている身ですが、結婚生活30年超の経験を踏まえつつ、今回は、夫婦円満を実現するための具体的なコツを紹介いたします。
夫婦円満のための基本原則
(1)コミュニケーションを大切にする
夫婦関係を良好に保つためには、日々のコミュニケーションが欠かせません。忙しい毎日の中でも、意識的に相手の話に耳を傾ける時間を作りましょう。
効果的なコミュニケーションのポイント
〇相手の話を最後まで聞く(途中で遮らない)
〇感謝の気持ちを言葉で伝える
〇「おはよう」「おやすみ」「いってらっしゃい」「おかえり」などの挨拶を忘れない
〇スマホを見ながら話さない(目を見て話す)
これらのシンプルな行動が、夫婦関係の質を向上させます。
(2)感謝を言葉にする
結婚生活が長くなると、相手の存在が「当たり前」になりがちです。しかし、相手がしてくれたことに対して、意識して「ありがとう」と伝えるだけで、関係はぐっと良くなります。
具体例
「おいしいご飯を作ってくれてありがとう」
「洗濯してくれて助かったよ」
「今日も一日お疲れさま」
こうした小さな感謝の言葉が、相手の心を温め、夫婦の絆を深めます。
(3)一緒に楽しい時間を過ごす
仕事や育児に追われていると、夫婦の時間が減りがちです。意識的に二人の時間を作り、共に楽しむことが大切です。
おすすめの夫婦時間の過ごし方
〇一緒に映画を観る
〇休日にランチデートをする
〇趣味を共有する(料理、スポーツ、旅行など)
〇休日や、平日の夜に、軽く散歩をする
こうした時間を持つことで、お互いの気持ちが通じ合い、関係がより円満になります。
夫婦関係が冷めないための工夫
(1)相手の長所・美点を意識する
短所・欠点ばかりが目につくと、不満がたまりやすくなります。意識的に長所・美点を見つけ、認めることで、ポジティブな関係を築くことができます。
長所・美点を見つけるポイント
〇「この人のいいところは何だろう?」と考える
〇小さな気配りに気づく(優しさ、努力、誠実さなど)
〇良い部分を積極的に褒める
(2)ほどよい距離感を持つ
夫婦だからといって、常に一緒にいる必要はありません。適度な距離感を持つことで、お互いにリフレッシュでき、関係がより良くなります。
適度な距離感の作り方
〇それぞれの趣味や時間を尊重する
〇一人の時間を大切にする(読書、運動、友人との交流など)
〇お互いに「自分らしさ」を持ち続ける
無理に相手に合わせるのではなく、お互いの自由を尊重することが、円満な関係を築く秘訣です。
夫婦円満のためのNG行動
(1)相手を否定する言葉を使う
「どうしてそんなこともできないの?」
「あなたって本当にダメね」
このような否定的な言葉は、相手の自尊心を傷つけ、夫婦関係を悪化させます。
代わりに使うべき言葉
「こうするともっと良くなるかもね!」
「手伝ってくれて助かったよ!」
(2)過去の失敗を責める
「あなたはいつもこうだ」「あの時もそうだった」など、過去の失敗を持ち出して責めるのはNGです。相手を追い詰めるだけでなく、信頼関係を壊します。
(3)期待しすぎる
「結婚したんだから(夫婦なんだから)○○してくれて当然」と思ってしまうと、不満が溜まりやすくなります。相手に多くを求めすぎず、「自分ができること」を考えることで、より良い関係が築けます。
まとめ:夫婦円満は日々の積み重ね
「夫婦円満の日」をきっかけに、普段の関係を見直してみませんか?
大切なのは、「小さなことを大事にする」ことです。
今日からできる夫婦円満の習慣
〇毎日の会話を大切にする
〇感謝の気持ちを伝える
〇楽しい時間を共有する
〇相手の長所・美点を見つける
〇適度な距離感を持つ
これらを意識するだけで、夫婦関係は大きく変わります。
2月20日の「夫婦円満の日」に、今日からできることを始めてみませんか?