2月11日の誕生花「フリージア」

水耕栽培もできる秋植えの球根植物

この記事の投稿日の今日2月11日の誕生花は球根植物の「フリージア」です。アヤメ科ですが、ショウブ科の菖蒲にもヒガンバナ科の水仙にも似ているように私は感じます。

自然の開花期は3月~4月で、花を穂状に咲かせ、一重と八重のタイプがあり、花色は白、ピンク、黄など豊富です。黄色のフリージアの花言葉は「無邪気」、白色のフリージアの花言葉は「あどけなさ」です。

私は、昨シーズンは、フリージアの球根を買って水耕栽培で育てていました。花に甘酸っぱい芳香(特に、黄花と白花は強い傾向にあると言われています。)があるので、室内に置くと香りを満喫できます。

植えっ放しでは枯れてしまうタイプ

球根植物の中には、植えっ放しで毎年次の新しい球根から芽を出して花を咲かせるものもありますが、原産地の気候と日本の気候の違いから、開花、結実後の日本の気候に耐えられないタイプのものは、花後に土中にできている新しい球根をタイミングよく掘り上げて管理する必要があります。

フリージアは、秋に芽を出して生育し、春に開花した後、夏に地上部が枯れて休眠状態になるのですが、その原産地(主として南アフリカ)は地中海性気候(夏は高温乾燥(少雨)、冬は湿潤)なので、梅雨があって夏に高温多湿の日本の気候には耐えることができません。

次の球根の育て方

毎年球根を買って植え直さなくて済むように、昨年の春、水耕栽培の花がピークを過ぎたら、花房の付け根部分から先を折り取り(結実して種がつくことで新しい球根の肥大に使われる養分が奪われることを防ぐため)、水耕栽培を止めて鉢に植え替えました。次の新しい球根を育てるためです。

次第に葉が黄変して枯れてきたら、枯れた葉をカットし、梅雨の直前には鉢から新しい球根を掘り上げて、親球の周囲についている子球を外して、ネット袋に入れて風通しのよい日陰で保存することにしました。秋本番になるまでずっとです。

そして、確か10月になってから、今回は初めから鉢植えで育てることにしました。2023年2月11日現在、地上部に芽を出しかけているところです。

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