自宅の敷地内で果樹を栽培するためには………
①我が家の場合は、地植えをすることができる庭がなく、鉢やプランターで育てるしかないこと
②果物のなる木は、「桃、栗3年、柿8年」という言葉があるように、苗木を植えてから果実を収穫することができるようになるまで何年もかかること
③果樹には、一本の木だけでは結実しないか、結実しにくくて収穫量が少ないという種類が少なくないこと
から、我が家では、果樹は基本的には育てる植物の対象候補から除外しています。
果樹にも(大きめの)鉢で栽培可能な矮性品種がある
矮性(わいせい)とは、一般的な大きさよりも小さい形のまま成熟する性質のことです。
私は、昨年秋に、果樹の中にも、種類によっては、鉢植えでの栽培ができる矮性品種で、かつ、自家結実性(=自身の花粉で受粉して実をつけること)があるものが市販されていることを知りました。それで、早速昨年10月下旬に、購入した苗木を鉢に植え付けました。
それが、矮性の桃(ドワーフピーチ)の「みきドワーフ」という品種です。通常の桃は2m~数メートルの落葉中高木ですが、矮性桃の「みきドワーフ」は節間がかなり短いため樹高が高くなりにくく、コンパクトな樹形で、背丈60cm~1mほどで果実がなるそうです。そのように品種改良された品種だということです。
買った苗の説明書きによれば、結実するまでに1年ないし2年かかるそうなので、今年(2023年)実がなるかどうか半々ですが、楽しみです。
