あなたは「都道府県民の日」をご存じですか?

「都道府県民の日」とは

「都道府県民の日」とは、その名のとおり「都道府県の記念日」を意味する言葉です。具体的な名称や何月何日を記念日とするかについては、各都道府県で異なっています。制定している都道府県は全国47都道府県のうちのまだ半分未満のようです。

2月7日は福井県の「ふるさとの日」

この記事を投稿した今日2月7日は、福井県の「ふるさとの日」です。

福井県が昭和57年(1982年)3月に「ふるさとの日に関する条例」を制定して2月7日を指定したもので、明治14年(1881年)に当時の石川県・滋賀県から越前・若狭を分離して福井県が設置された日が2月7日だったからです。

私の住む近畿地方(近畿2府4県)では………

私の住む近畿2府4県を調べてみたところ、1府県だけありました。

和歌山県の「ふるさと誕生日」(11月22日)です。同県のホームページによれば、明治4年(1871年)11月22日(旧暦)に、旧和歌山・田辺・新宮の紀州3県の統合によって現在の和歌山県が誕生したことから、「県民の皆さんが郷土について理解と関心を深め、ふるさとを愛する心を育み、自信と誇りをもってより豊かな郷土を築きあげることを期する日として、この11月22日を「ふるさと誕生日」として条例で定め」たということです。

ちなみに、「都道府県民の日」ではありませんが、近畿地方の滋賀県では7月1日を「びわ湖の日」として定めています(注)。

(注)「湖沼などの水中に溶けている窒素やりんなどの栄養塩類が多い状態になることを富栄養化といいます。琵琶湖では富栄養化が進み、1977年(昭和52年)5月に淡水赤潮が大規模に発生し、水道水の異臭味障害、養魚場でのアユ、コイなどの斃死被害などをもたらしました。淡水赤潮の原因の一つが合成洗剤に含まれているりんに起因することがわかり、県民が主体となって、合成洗剤の使用をやめ、粉石けんを使おうという運動(石けん運動)が始まりました。県民による石けん運動の盛り上がりなどを背景に1980年(昭和55年)7月1日、滋賀県は全国に先駆けて、琵琶湖の富栄養化の原因となる窒素、りんの排出規制等を定めた「滋賀県琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例」(琵琶湖条例)を施行しました。その翌年、琵琶湖条例の施行1周年を記念して、7月1日を「びわ湖の日」と決定しました。」(滋賀県ホームページより)。

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