誰でも簡単にできる園芸・家庭菜園その6:日当たり具合を多少なりともよくする工夫

はじめに:次の条件に当てはまる人には参考になると思います

この記事は、園芸・家庭菜園をこれから始めてみようとお考えの人とまだ初心者段階の人が、私の場合と同じ次の条件に当てはまる場合には、私の園芸・家庭菜園の実践経験が多少なりともお役に立つように思います。

①お住まいの気候区分が、「寒地・寒冷地」、中間地(温暖地)、「暖地」の三区分のうちの「中間地」に当たること。
②お住まいの敷地内の “庭” は、大した広さがないこと。
③地植えできる庭、花壇はなく、鉢、プランター、ベジトラグを使うしかないこと。
④日当たりはあまりよくないこと(最も日当たりの良いエリアでも、夏場で半日
程度)。

栽培中の植物に直射日光が当たる時間を少しでも長くするには………

植物は、直射日光が良く当たる(目安は1日当たり6時間以上)場所を好む陽性植物と、直射日光が当たらない半日陰から日陰の場所を好む陰性植物と、その中間の1日3~4時間程度日光が当たる場所や木漏れ日の場所を好む半陰性植物に大別されます。

野菜類はたぶんほとんどすべてが、日光がよく当たる場所でないと収穫の量や質が物足りなくなります。

我が家の敷地内には、直射日光が当たる時間が1日当たり6時間以上ある場所は夏場でさえないのですが、それでも私は、花を鑑賞するだけでなく、野菜も栽培しています。

栽培中の野菜にとっての日照時間を多少なりとも長くするには、野菜を植える場所の地面の位置を少しでも高くすることによって、日陰になってしまうのを多少なりとも遅くらせることです。
具体的には、
①鉢を地面に直に置かずに台の上
置く。
②同じ大きさ(号数)の鉢なら、スタンダード鉢ではなく深鉢を用いる。
③鉢ではなくて大型のプランターに植える。
ベジトラグに植える。
脚立付きプランターに植える。
というやり方があります。

④の「ベジトラグ」とは、ガーデニングの本場イギリス発祥の木製のレイズドベッドプランターのことで、分かりやすく譬えると “四脚の付いた木製の箱で、底上げしたコンパクトサイズの畑” といったところです(末尾の画像の一枚目参照)。値段がそれなりに高価なので、私は一つしか持っていません。
今年になって、⑤の「脚立付きプランター」というものがあることを私は初めて知り、フレームはスチール製、バッグはポリエステル製等で価格が5千円足らずだったので、つい最近一つ購入したところです(末尾の画像の二枚目参照)。

こんな御時世だから、我が家の野菜の自給率を家庭菜園によって少しでも高めていきたい!

今年2023年は、家庭菜園の野菜栽培にもっともっと力を入れていこうと考えています。

具体的には、昨シーズンよりも今シーズンは、栽培する野菜類の種類を増やすこと、昨シーズンも栽培したものについては今シーズンは収穫の量と質のより一層の向上を目指すことです。
ちなみに2022年の夏は、小型サイズのピーマン(品種は「グルメピーマン 若獲りライムホルン」)1株から合計111個、プチトマト(品種は「トマト大王」)1株から合計67個、収穫することができました。他には、パセリは、お店で買う必要がなくなっています。

今後は、一つでも多くの種類の野菜について、家庭菜園によって我が家における野菜の自給率を多少なりとも高めていきたいです。

ベジトラグ
脚立付きプランター
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